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Les signes parmi nous

by Yuki Aida (相田悠希)

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about

ひねくれポップトリオ"AOR"の新作も好調な相田悠希の、ソロ名義では5年振りの新曲です。現在制作中のソロアルバムからの先行シングルカット曲となります。

『「Les signes parmi nous」に始まる私の一連の作品は、コンピューターのキーを叩くと乱数が発生し、その数値が紐付けられた様々な短いサンプルファイルを呼び出すように設計されている。一つのキーを叩けば、それぞれ決められた範囲内で同時に複数の乱数が生まれ、それは音の長さや高さ、また位置や残響の具合、といった各パラメーターに割り当てられる。
そうして指の数に従って、幾つかの系と群を作る。
何度も試しながら、叩けるキーを徐々に増やしていき、人差し指なら人差し指、薬指なら薬指、といった具合に音響的な個性を指に与えていく。私はそれを聴きながら、次は何指で音を出そうかと都度考えてキーを叩く。
ギターやバイオリン、どんな楽器もそうだが、段々と指と音の関係が密接になっていく。考えるとか判断とか言うよりも速く、次第に体が前の音に引きずられる形で反応するようになってくる。しかし、私の楽器は自分の発する次の音が分からない。それは私にとって思いも寄らない繋がりや運動を時折形作るが、実のところそれは思いも寄らないという枠組を新たに作っているだけの事だ。不作為の作為。

ある場に、きっかけを与え、音の運動を作る。それは耳が二つあるから、という理由であなたの目の前に二つ置かれているスピーカーの右から左の間のどこかに投げ出され、前の音を引き受け、時に次の音を待ち、時に次の音に分断されながら続いていく。
音響はシュールレアリスムのように意味を脱臼、或いは剥奪され、後にはボッチョーニの彫刻のように動きだけが残る。

その動きは、コンピューターであるに関わらず、またそうであるからこそより露骨に、外から与えられたリニアな時間を離れ、私の生体的なバイオリズムのようなものを直接的に投影している。それは時空という容れ物に身体が飼われているのではなく、所作こそが時空そのものなのだという事の現れである。(相田悠希)』

lyrics

『Les signes parmi nousは確かにバイオリズムの有機的なクオリティを持っています。様々な時代の音が飛び出していますがすべてがクリアに聞こえ、強いグルーヴ感があります。(Christophe Charles)』

credits

released November 4, 2016
[Info.]
Artist Name : Yuki Aida
Album title : Les signes parmi nous
Release date : 11/04/2016
Record label : murmur records
© Copyright - Murmur Records

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